ネッツのアービングが50得点 連敗を4で阻止 5回目の「大台到達」は史上22人目

[ 2022年3月9日 14:37 ]

ホーネッツ戦で50得点をマークしたネッツのアービング(AP)
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 NBAは8日に各地で6試合を行い、東地区全体8位のネッツは敵地シャーロット(ノースカロライナ州)で同9位のホーネッツを132―121(前半69―43)で下して33勝33敗。新型コロナのワクチン未接種のために今季ここまでロードゲームのみの出場となっていたカイリー・アービング(29)が、38分の出場でフィールドゴール(FG)を19本中15本(3点シュートは12本中9本)、フリースローを13本中11本成功させて今季自己最多の50得点を稼いでチームの連敗を4でくい止めた。

 アービングの自己最多得点はキャバリアーズ時代の2015年3月12日に延長となったスパーズ戦で記録していた57。50得点以上は5回目で、これを達成したのはNBA史上22人目となった。

 なおネッツが本拠を置いているニューヨーク市(ブルックリン)では室内業務の従事者に対して課していたワクチン接種義務証明を10日から撤廃。アービングはワクチンを接種していなかったためにホームゲームと、同じくニューヨークに本拠を置いているニックスとの試合では出場することができなかったが、ホームゲームの残り10試合では原則的に出場が可能になるだけにリーグ判断が注目されている。

 東地区全体3位のバックスは敵地オクラホマシティー(オクラホマ州)でサンダーに142―115(前半76―65)と快勝して5連勝で41勝25敗。同2位76ers(40勝24敗)とのゲーム差はなくなった。また西地区全体3位のウォリアーズは敵地ロサンゼルスで同8位のクリッパーズに112―97(前半54―36)で勝って連敗を5でくい止めた。

 なお八村塁(24)が所属するウィザーズは9日(日本時間10日)にロサンゼルスでクリッパーズと対戦。渡辺雄太(27)が所属するラプターズは同日、サンアントニオ(テキサス州)でスパーズと顔を合わせる。

 <8日の結果>
ネッツ(33勝33敗)132―121*ホーネッツ(32勝34敗)
キャバリアーズ(38勝27敗)127―124*ペイサーズ(22勝45敗)
サンズ(52勝13敗)102―99*マジック(16勝50敗)
*グリズリーズ(45勝22敗)132―111ペリカンズ(27勝38敗)
バックス(41勝25敗)142―115*サンダー(20勝45敗)
ウォリアーズ(44勝22敗)112―97*クリッパーズ(34勝33敗)
 *はホームチーム

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