胃がんステージ4告白のバレー日本代表・藤井直伸へ回復願う声続々「次は私達が藤井さんを勇気付ける」

[ 2022年2月27日 22:30 ]

バレーボール男子日本代表の藤井直伸
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 バレーボール男子日本代表の藤井直伸(30=東レ)が27日、自身のインスタグラムを通じ、「胃がん ステージ4」と診断されたことを明かした。藤井は目の不調を訴えて1月8日のJT広島戦第2セット以降欠場していたが、検査入院した際に胃がんと判明。目の不調は胃がんが脳に転移していることが影響していると明かした。

 28日からは「抗がん剤治療に入る予定です」と明かし、「僕には共に戦ってくれるかけがえのない仲間、温かく心強い家族、たくさんの応援をしてくださる皆さんがいます。みんなの莫大なエネルギーを力に変えて、必ず元気になります」と病気と闘う決心をつづった藤井に、バレーボール界からはエールが続々。

 東レのチームメートで、東京五輪でもともに戦った李博は「藤井のお陰でふじーりーという愛称もできて、ファンの皆さんにここまで呼んで頂けるようになってとても誇らしいし、すごく感謝しています。藤井がいなければ今の自分はいません。いつでも待ちます。一日でも早く回復できるように心から願っています」とツイート。藤井のトスを受けてアタックを打つ画像とともに回復を願った。

 東京五輪代表の西田有志(ビーボバレンティア)はツイッターで「困ってたら手を伸ばし助ける、藤井さんがプレーで見せてきたものにすごく勇気付けられた、VNL初めての相部屋藤井さん、いっぱい助けてもらった。だから次は私達が藤井さんを勇気付ける。ひたすら待つ。そしてあなたのトスを打つ。がんばれ藤井さん!」と激励。東レのチームメートも「藤井さんが安心して戦いに行けるように勝ち続けます!待ってます!」(真子康佑)「みんながついてます!」(高橋健太郎)と、ともに闘う決意をつづっている。

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