【大阪・びわ湖毎日マラソン統合大会】23歳・星岳が初マラソン日本最高で優勝!2時間7分31秒マーク

[ 2022年2月27日 11:22 ]

大阪マラソン・びわ湖毎日マラソン統合大会 ( 2022年2月27日    大阪市・大阪府庁前~大阪城公園、42・195キロ )

<大阪マラソン> マラソン初出場で優勝する星岳 (撮影・平嶋 理子)
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 大阪マラソン・びわ湖毎日マラソンの統合後の第1回大会が27日、大阪府庁前から大阪城公園までの大阪市内のコースで行われ、男子では、社会人1年目で初マラソンの星岳(23=コニカミノルタ、帝京大出)が初マラソンの日本最高記録となる2時間07分31秒で初優勝した。2位に山下一貴(24=三菱重工)、3位には浦野雄平(24=富士通)が入った。優勝した星ら7選手が2024年パリ五輪につながる23年秋のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の出場権を獲得した。

 レースは大きな集団のまま、5キロを15分01秒、10キロを14分58秒、15キロを45分07秒、20キロを1時間00分10秒、25キロを1時間15分14秒で通過。29キロ過ぎで、川内優輝(34=あいおいニッセイ同和損保)と村山謙太(29=旭化成)が集団を抜け出しかけたが、31キロ過ぎで後続の山下、浦野らが追いつき、再び集団に。33キロ過ぎで集団は9人となり、34キロでは、山下、村上、浦野、山本憲二(32=マツダ)、野中優志(26=大阪ガス)、星の6人となった。

 36キロ過ぎに、トップ争いは山下、浦野、星の3人に絞られ、38キロ過ぎに、星がスパート。そのまま、山下、浦野を突き放してゴールテープを切った。

 星はレース後の優勝インタビューで「前の方で勝負できればと思っていたんですが、優勝というのは考えてなかったので少し驚いています」と話し、「ちょっと出来すぎかなって思うくらいで…でも、すごくうれしいです。30キロの地点ではすごく集団の人数も多くて、勝負は最後の最後になると思っていたので、とにかく落ち着いて攻めようと意識していました。前の方で一気に仕掛けるのではなく、徐々にペースを上げていければと思っていたので思ったようにレースを進められてよかったなと思います」と振り返った。

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