【大阪・びわ湖毎日マラソン統合大会】浦野雄平は初マラソンで3位!2時間7分台も「勝ちたかった」

[ 2022年2月27日 13:41 ]

大阪マラソン・びわ湖毎日マラソン統合大会 ( 2022年2月27日    大阪市・大阪府庁前~大阪城公園、42・195キロ )

<大阪マラソン・びわ湖毎日マラソン統合大会>3位でゴールする浦野雄平(撮影・平嶋 理子)
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 大阪マラソン・びわ湖毎日マラソンの統合後の第1回大会が27日、大阪府庁前から大阪城公園までの大阪市内のコースで行われ、男子では、初マラソンとなった浦野雄平(24=富士通)が2時間07分52秒で3位となり、2024年パリ五輪につながる23年秋のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の出場権を獲得した。

 レースは大きな集団のまま、5キロを15分01秒、10キロを14分58秒、15キロを45分07秒、20キロを1時間00分10秒、25キロを1時間15分14秒で通過。29キロ過ぎで、川内優輝(34=あいおいニッセイ同和損保)と村山謙太(29=旭化成)が集団を抜け出しかけたが、31キロ過ぎで後続の山下一貴(24=三菱重工)、浦野らが追いつき、再び集団に。33キロ過ぎで集団は9人となり、34キロでは、山下、村上、浦野、山本憲二(32=マツダ)、野中優志(26=大阪ガス)、星岳(23=コニカミノルタ)の6人となった。36キロ過ぎに、トップ争いは山下、浦野、星の3人に絞られ、38キロ過ぎに、星がスパート。そのまま、山下、浦野を突き放してゴールテープを切った。浦野は粘って3位に食い込んだ。

 初マラソンに向けて、2時間4分56秒の日本記録を持つ鈴木健吾(26=富士通)とともに練習を積んできた浦野は「集団の中で位置を変えず、29キロからの上りを使って前に出るという思い描いていた通りのレースが最初はできていました。37キロくらいで足が一気に止まってしまった。初マラソンとはいえ勝ちたかった。最後はいっぱいいっぱいになりましたけれども、しっかりとMGC出場権を死守できました」と話していた。

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2022年2月27日のニュース