バレー男子日本代表・藤井直伸、胃がんステージ4告白 目の不調で検査入院し判明「脳の方にも転移」

[ 2022年2月27日 18:32 ]

バレーボール男子日本代表の藤井直伸
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 バレーボール男子日本代表の藤井直伸(30=東レ)が27日、自身の公式インスタグラムを更新し、目の不調を調べるために検査入院した際に胃がんのステージ4だと医師から宣告されたことを明かした。

 藤井は「いつも応援してくださる皆様、関係者の皆様にご報告がございます」とし「この度、昨年末の試合から目の不調を感じており、なかなか症状が改善されず、様々な要因を探るべく検査入院したところ、僕の体に胃癌が見つかりました」と報告した。

 目の不調は「目の症状は胃癌が脳の方にも転移していることが影響しているみたいです。転移は複数ある可能性があるとのことです」とし「以上のことから[胃癌 ステージⅣ]と診断されました事をご報告いたします」と伝えた。

 また「心配してくださっていた皆様、報告が遅くなってしまったこと申し訳ございません。僕も、家族も少し整理する時間が必要だったことをご理解ください」と謝罪した。

 「最初に診断された時は驚き、不安、怖さ、色々な感情がありましたが、家族・チームメイトの温かい支えにより、もう前を向いてこの病気に打ち勝つという強い意志を持っています!!」と立ち向かう覚悟を示した。

 がんという病気に「簡単に克服できる病気ではありませんが、僕には共に戦ってくれるかげがえのない仲間、温かく心強い家族、たくさんの応援してくださるみなさんがいます!!みんなの莫大なエネルギーを力に変えて、必ず元気になります!!」と周囲の応援を力に完治を目指す。

 「そして、様々な病気で闘っていらっしゃる方やその家族に少しでも元気・勇気・希望を与えられるように、僕自身できることを精一杯頑張りたいと思います」と、前を向いた。「バレーボールからは少し離れることにはなりますが、今回の闘病がこれからの人生にとってプラスになるように、一回り大きな人間になって帰ってきます!!」と決意を記した。

 「追伸」とし、現在の状況について「現在の治療状況ですが、欠場させていただいている間に頭の放射線治療は終了いたしました。明日から抗がん剤の治療に入る予定です。強い気持ちを持って頑張ります!!応援よろしくお願いします!!」と伝えた。

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