30歳胃がんステージ4・藤井直伸「ボールが2つや3つに見える」目の異変から発覚 東レのバレー日本代表

[ 2022年2月27日 19:13 ]

東京五輪に日本代表のセッターとして出場した藤井直伸
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 目の不調を訴え1月8日のJT広島戦第2セット以降欠場していたバレーボールV1男子・東レの日本代表S藤井直伸(30)が27日、自身のインスタグラムなどを通じ「胃がん ステージ4」と診断されたことを明かした。

 藤井はトスを上げた際に「ボールが2つや3つに見える」など目の異変を訴え、さまざまな要因を探るべく検査入院をして発覚。目の不調は胃がんが脳に転移していることが影響しているという。

 報告が遅くなったのは「僕も、家族も少し整理する時間が必要だった」と打ち明けた。欠場中に「頭の放射線治療は終了いたしました」と告白。きょう28日からは「抗がん剤治療に入る予定です」。自身も病気と闘う決心で「僕には共に戦ってくれるかけがえのない仲間、温かく心強い家族、たくさんの応援をしてくださるみなさんがいます。みんなの莫大なエネルギーを力に変えて、必ず元気になります」とつづった。

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