“女王”松田「ド根性走りで旋風起こす」、30日号砲 大阪国際女子マラソン

[ 2022年1月29日 05:30 ]

大阪国際女子マラソンの会見に臨んだ(左から)萩原歩美、上杉真穂、松田瑞生、佐藤早也伽、阿部有香里、松下菜摘
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 30日に行われる大阪国際女子マラソンの有力選手が28日、大阪市内で会見した。大阪市出身で、このレースは過去2度とも優勝している松田瑞生(26=ダイハツ)は「浪速のド根性走りで“松田旋風”を起こすのが今回のテーマ。ラストスパートは我慢してきた寿司を目がけて走りたい」と独特の表現で力走を誓った。

 東京五輪は代表補欠となり晴れ舞台に臨めなかった。今回は今夏の世界選手権(米オレゴン州)の選考レース。コロナ下で海外招待選手が不在のため、2時間23分18秒を突破しての優勝が代表内定の条件となる。「目標は優勝して世界陸上への切符を獲ること。(世界選手権に出場すれば)世界の猛者とトップ争いしたい」と先を見据えた。

 ≪ハーフに出場の福士 全力で有終≫マラソンと同時刻発走のハーフマラソンでは、陸上女子長距離で04年アテネ五輪から4大会連続出場した福士加代子(39=ワコール)が引退レースに臨む。出場に際し「いつもと変わらず、全力で駆け抜けますので、どうか温かく見守ってください」などとコメントした。大阪国際女子マラソンには過去6回出場し2度優勝している。

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2022年1月29日のニュース