安田祐香が一日警察署長「思った以上に重くて格好良い」　

生田警察署の一日警察署長を務めた女子プロゴルファー・安田祐香
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　女子プロゴルファー・安田祐香（20＝NEC）が20日、地元兵庫県神戸市にある生田警察署の一日警察署長を務め、同市民に防犯などを呼び掛けた。

　「思った以上に重くて格好良いなと思いました」という警察官の礼服に身を包んだ安田は署員の前で「私は神戸で生まれ育ちました。このまちが大好きです。このまちで安全に暮らせるのも皆さんのおかげだと思っています」とあいさつ。その後、警察手帳、警棒など署員の携帯品などを点検し、三宮センター街を母校・滝川二高の吹奏楽部約80人とパレードした。

　ルーキーシーズンだった今季はフジサンケイ・レディース、ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンの8位が最高。首などの故障に悩まされ、賞金ランキング69位、メルセデス・ランキング67位で50位以内の選手が手にする来季のシード権も獲得できなかった。3週前のツアー最終予選会20位でレギュラーツアー前半戦の出場権を勝ち取った来季については「初戦から優勝争いして前半戦のうちに優勝できるように頑張りたいです」と念願のツアー初Vを目標に掲げた。

　今オフは地元神戸で調整。ケガに強い体をつくるためにトレーニング中心のメニューをこなしながら「3キロは増やしたい」と初のシーズンフル参戦で減ってしまった体重の回復に努める。