NBAが19~21日の5試合を延期 感染拡大で選手数激減のチームが急増

[ 2021年12月20日 08:26 ]

新たにプロトコルの対象となってチームを離脱したホークスのトレイ・ヤング(AP)
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 NBAは19日に行われる予定だったホークス対キャバリアーズ、ネッツ対ナゲッツ、76ers対ペリカンズの3試合、さらに20日のラプターズ対マジック、21日のネッツ対ウィザーズを含めた計5試合の開催を取りやめた。

 ネッツでは19日までにケビン・デュラント(33)、ジェームズ・ハーデン(32)ら10選手が新型コロナウイルス感染防止規定となっている健康安全プロトコルの対象となってチームを離脱。この日行われる予定だったホークス対キャバリアーズでは、ホークスの主力ガード、トレイ・ヤング(23)がプロトコルの対象となり、対戦相手のキャバリアーズでも5人が離脱する事態となっていた。

 渡辺雄太(27)が所属するラプターズでは18日に地元トロント(カナダ・オンタリオ州)で行われたウォリアーズ戦を州当局の要請を受け入れて収容能力の半分の観客動員(実際は40%の7988人)で実施。リーグ全体を取り巻く環境は厳しくなっており、19日時点で68選手がプロトコルの対象となっている。また選手だけでなくスタッフにも感染者が増加。この日になってレイカーズのフランク・ボーゲル監督(48)もプロトコルの対象となって、この日シカゴで行われるブルズ戦で指揮を執れなくなった。

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