NHLがクリスマス前の国境越えを禁止　選手の北京五輪参加は見送りか？

16日に無観客で試合を実施したカナディアンズの本拠地「ベルセンター」（AP）
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　北米アイスホッケーリーグ（NHL）は19日、カナダと米国の国境越えが必要になる20日から23日までの12試合を取りやめた。

　NHLではカナダ国内に7チームが拠点を置いているが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、モントリオールに本拠を置いているカナディアンズは16日のフライヤーズ戦を無観客で試合を実施。リーグ全体ではすでにコロナ関連で27試合を延期にしており、国境を越える移動に対してのリスクを考慮しての措置となった。

　NHLでは9月に選手の北京五輪派遣を承認。2月には3週間の“五輪ブレーク”を設けているが、スポーツ専門局のESPNは感染拡大を受けてリーグ関係者が「NHLの選手が五輪に出場することは起こりそうにない」と語ったと伝えており、リーグ側が近日中に五輪に関しての新たな決断を示すと報じている。