ウッズ親子は2位「最高の時間を過ごせた」 事故からの競技復帰戦

[ 2021年12月20日 15:58 ]

息子チャーリー君とともにガッツポーズのタイガー・ウッズ(AP)
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 今年2月の自動車事故で右脚に重傷を負った男子ゴルフのタイガー・ウッズ(45=米国)が、事故後初めてとなる競技で36ホールを回った。18、19日にフロリダ州で行われたエキシビション大会、PNC選手権に息子のチャーリー君(12)とともに出場。2位で大会を終えて「プレーできるかどうか、2週間前でも分からなかった。だけどプレーできて、最高の時間を過ごせた。ふたたびプレーする機会に恵まれ感謝の思いしかない」と語った。

 最終日の19日は息子とおそろいで、おなじみの勝負服の赤いシャツに黒いパンツ姿。チャーリー君とともに11連続バーディーを奪うなど57をマークし、「きょうは良い勢いがあった。とてもおもしろかった」と振り返った。一方で右脚は万全ではなく、ラウンドではカートを使用。「チャーリーと並んでフェアウエーを歩けなかったのが残念だ」とも話した。

 今後は本格的なツアー復帰に期待が懸かる。「戦いたい気持ちは一度も失っていない。戦うのが好きなんだ」と意欲を示した上で、ツアー復帰への見通しについては「僕は(まだ)そのレベルじゃない。(PGAツアーの)彼らと戦うことはできない。そのためにはこれから、たくさんやらなければならないことがある」と語った。

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2021年12月20日のニュース