北京五輪V候補のスノーボード戸塚優斗「自分の滑りができれば金につながる」

[ 2021年11月2日 17:38 ]

<全日本スキー連盟・SNOW AWARD>優秀選手賞の小林(左)、須貝とリモートで出席した最優秀選手賞の戸塚(撮影・西尾 大助)
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 全日本スキー連盟は2日、都内で記者会見を開き、各競技の日本代表選手が五輪シーズンに向けた意気込みを語った。

 会見前には昨シーズンに活躍した選手を表彰する「SNOW AWARD」が発表され、最優秀選手賞にはスノーボード男子ハーフパイプの戸塚優斗(ヨネックス)が選ばれた。今年3月の世界選手権を制し、W杯やXゲームなど国際大会の表彰台の頂点を総なめした20歳。「ほとんどの大会で納得のいく滑りができたので、結果につながって良いシーズンだった」と振り返った一方、追われる立場として「プレッシャーも感じます」と吐露。それでも金メダル最有力候補として迎える北京五輪へ「自信はあるので、自分の滑りができれば金メダルにつながるんじゃないかと思う」と力を込めた。

 ノルディックスキー男子ジャンプでエースの小林陵侑(土屋ホーム)は「北京のジャンプ台は飛んだことがないけど、非常に楽しみ」と自信をのぞかせ、ノルディックスキー複合男子で14年ソチ、18年平昌大会銀メダルの渡部暁斗(北野建設)は「できればもう一つ輝いたメダルが取れたら。金メダルを取りたいという強い気持ちを持って臨みたいと思っているので、そこの違いを出したい」と悲願の頂点を誓った。

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2021年11月2日のニュース