本田久直エージシュート達成!初出場初V　女子は福井和子連覇　九州スーパーシニアゴルフ

[ 2021年11月2日 19:04 ]

九州スーパーシニアゴルフ（ 2021年11月2日福岡県小郡市・小郡カンツリー倶楽部　＝男子5680ヤード、女子4740ヤード、パー72　参加選手＝男子80歳以上92人、女子70歳以上24人）

80歳で初出場優勝の本田（右）と女子優勝の74歳・福井はカップを手に笑顔
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　9月に満80歳を迎え出場資格を得た本田久直（志摩シーサイド）が4バーディー、6ボギーの74で回り、自分の年齢以下のスコアで回るエージシュートを達成。大会初出場で優勝を決めた。女子は77で首位に2人が並び、年長者上位の規定により福井和子（74＝ブリヂストン）が2年連続優勝となった。

　9月に80歳となり出場資格を得た本田が初優勝した。「初出場で優勝争いが出来るよう準備してきた」。1年前から大会会場、小郡所属の岩村勝希プロによる同コースでのラウンドレッスンを受講。砲台グリーンへの寄せや高麗グリーン攻略法をマンツーマンで教わった。大会直前には岩村プロからグリーンの傾斜と芝目のメモを渡され備えは万全。この日はパー5全てで第2打を花道方向に運び、「転がした方が寄せやすい」と50度のウエッジでピン側につけ3バーディーを奪った頭脳プレーが光った。
　福岡市のマンション・不動産会社で代表取締役を務め「今はほぼ毎回エージシュート。職業はゴルフ愛好家」と胸を張る。8月の雲仙国際ゴルフ大会も2日間、75・76で優勝し「傘寿」を迎えてなおゴルフは伸び盛りだ。

　○…福井はバーディーなし、5ボギーのラウンドを「今日は辛抱のゴルフでした」と振り返った。前半37のあと後半インは出だしから連続3パットし12番まで3連続ボギーの憂き目。それでも「最近は弾道が高くなってブレがなくなった」とドライバーが好調で大崩れはしなかった。トップに並んだ70歳の早川より年長のため2年連続Vが決定。「これからも楽しみながらゴルフを続けたい」と笑顔だった。

　（最終成績）
＋2（1）本田久直　74
＋4（2）村上輝久　76
＋6（3）梶原啓三　　　（4）野口昌邦　78
＋7（5）石橋国彦
　　（6）高山武彦　79
　（女子成績）
＋5（1）福井和子
　　（2）早川朋子　77
＋6（3）田原末子　78
　※同スコアは年長者上位