ラプターズが4連勝 NBA75周年記念試合で白星 ウィザーズの連勝は3でストップ

[ 2021年11月2日 11:26 ]

ダンクを決めるラプターズのアヌノビー(AP)
Photo By AP

 パスカル・シアカム(27)と渡辺雄太(27)を故障で欠いているラプターズは1日、敵地ニューヨークで好調ニックスを113―104(前半53―47)で下して4連勝で5勝3敗。ドラフト全体4番目指名の新人ながら今季チーム最多の18・1得点と8・9リバウンドを稼いでいたスコッティー・バーンズ(20)が右手親指を痛めて欠場したが、5季目を迎えているOG・アヌノビー(24)が通算261試合目で自己最多となる36得点をたたき出してロードでは今季3戦全勝となった。

 ニックスの連勝は3でストップして5勝2敗。第2Qの残り4分32秒に最大15点差をリードしていたが、アヌノビーの得点を抑えることができず、第3Qで22―38と後手に回ってリズムをつかめなかった。

 NBAは1946年にBAA(所属11チーム)として発足。11月1日にトロントで行われたリーグ最初のゲームが、ニックスと当時カナダのトロントに本拠を置いていたハスキーズ(このシーズン後に解散)の一戦で、このときはニックスが68―66で勝っていた。この日は創設75年周年の記念試合。トロントにNBAチームが戻ってくるのはラプターズが誕生した1995年だが、11月1日に合わせて「ニューヨーク対トロント」という“NBA初戦”に縁のあるニックス対ラプターズ戦が組まれていた。

 八村塁(23)がまだ合流していないウィザーズは、敵地アトランタでホークスに111―118(前半60―63)で敗れて5勝2敗。センターのダニエル・ギャフォード(23)が3試合ぶりに先発に復帰したが、10月28日にワシントンDCで122―111で勝っていたホークスに敵地で敗れた。

 ブラドリー・ビール(28)がチーム最多の24得点、ポイントガードのスペンサー・ディンウィディー(28)は14得点、10アシストで移籍後初のダブルダブルを達成したが、ギャフォードは15分の出場にとどまり4得点と5リバウンドに終わった。

 ホークスは4勝3敗。トレイ・ヤング(23)が11本のフリースローをすべて成功させてチーム最多の26得点をマークし、ホームでは今季3戦全勝とした。

続きを表示

この記事のフォト

2021年11月2日のニュース