渋野の後輩で日本女子アマ女王の尾関は8位発進 女ゴルフ最終プロテスト初日結果

[ 2021年11月2日 16:45 ]

JLPGA最終プロテスト初日 ( 2021年11月2日    京都府城陽市・城陽カントリー倶楽部 )

1番、ティーショットを放つ尾関彩美悠(代表撮影)
Photo By 代表撮影

 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の最終プロテストは2日、京都府城陽市の城陽カントリー倶楽部(6400ヤード、パー72)で112人が参加して第1ラウンドを行った。

 高久みなみ(20)、天本遥香(23)、泉田琴菜(22)の3人が69をマークし、3アンダーで首位スタートを切った。桜井心那(17=長崎・長崎日大高3年)、村上瑞希(20)、大林奈央(22)、永島花音(20)の4人が首位に1打差の2アンダー、4位で続いている。

 今年の日本女子アマチュア選手権を制した尾関彩美悠(18=岡山・作陽高3年)は1アンダーの8位。今年まで米ツアーを主戦場にしてきた山口すず夏(21)、今年の日本女子オープンのローアマチュアで元賞金女王・平瀬真由美のめい・竹田麗央(18=熊本・国府高3年)は1オーバーの24位。今年のオーガスタナショナル女子アマチュアを制した梶谷翼(18=兵庫・滝川二高3年)は6オーバーの88位と大きく出遅れた。

 最終プロテストは4日間72ホールで争われ、20位タイまでの選手が合格となる。

 ▼1位高久みなみ 今までずっと入らなかったパットが結構活躍してくれました。残り3日間あるので気を抜かずに精いっぱい頑張りたい。(2度目の挑戦で好発進。4バーディー、1ボギーの69とショット、パットともに安定)

 ▼8位尾関彩美悠 ダボで気持ちを切り替えられたと思います。後半は自分のスタイルで頑張れたと思います。(5番でダブルボギーを叩くも7番からの連続バーディーなど中盤以降盛り返して好発進)

 ▼24位山口すず夏 プレッシャーを感じているんだなと思いながら回っていました。二つしかバーディーが取れなかったので明日は最低でも五つは取れるように頑張りたい。(日本のプロテスト初挑戦。独特の緊張感の中、2バーディー、3ボギーの73と思うようにスコアを伸ばせず)

 ▼24位竹田麗央 もったいないボギーが多かったので減らしていきたい。ティーショットもパッティングも悪くはなかったと思うので。(一時、2アンダーまでスコアを伸ばすも13番からの3ボギーなどで首位争いから後退)

 ▼53位高木優奈 このくらいのミスならいくらでも取り返せる。焦りがないのが成長かなと思います。(2度目の挑戦。今週のTOTOジャパンクラシック出場を取りやめての出場。1バーディー、4ボギーの75と出遅れ)

 ▼53位佐藤心結 会場に来て一気に緊張感が出ました。体が思うように動かなかったです。しっかり気持ちを切り替えたい。(4週前のスタンレー・レディースで渋野らとプレーオフを戦って2位)

 ▼88位梶谷翼 過去一、運がなかったです。打ったら目玉かディボットみたいな感じで。やるべきことをやろうと思います。(初日は4ボギー、1ダブルボギーの78と最後まで流れをつかめず)

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2021年11月2日のニュース