喜田純鈴「びっくりした」 個人総合で8位「達成感があった」 新体操・世界選手権

[ 2021年10月30日 21:55 ]

新体操・世界選手権第4日 ( 2021年10月30日    北九州・西日本総合展示場 )

新体操世界選手権個人総合決勝、フープの演技を終え、手を振る喜田純鈴(代表撮影)
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 個人総合決勝が行われ、東京五輪日本代表の喜田純鈴(20=エンジェルRG・カガワ日中)が4種目合計96・450点で8位に入った。3種目目のリボンは落下があり21・600点だったが、その他の3種目では大きく崩れず演技した。東京五輪銀メダルのジーナ・アベリナ(RGF=ロシア連盟)が108・400点で制し、4連覇を達成。大岩千未来(19=イオン)は108・400点で13位だった。

 喜田は最終種目のフープを終えると、小さくガッツポーズした。17年大会以来の個人総合決勝の舞台で、初の8位入賞。「びっくりした。練習してきてことを評価してくれて、うれしい。終わった安心感とやり切れた達成感があった」と喜びに浸った。

 ロシア留学中の18年2月に腰の大ケガを負って以降、国内で皆川、大岩に次ぐ3番手に甘んじてきたが、2枠の東京五輪代表争いをトップで勝ち抜き「大変なことは多かったけど、その過程で強くなれた」という。東京五輪、世界選手権と大舞台を戦い抜いた激動の1年。今後については「まだ考えていない。ゆっくり休みたい」と語った。

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