植竹が5打差の単独首位 ツアー初優勝王手「パットがめちゃくちゃ入った」 ISPSハンダ第3日

[ 2021年10月30日 18:09 ]

男子ゴルフ ISPSハンダ・ガツーンと飛ばせ第3日 ( 2021年10月30日    茨城県 美浦GC=6988ヤード、パー71 )

<ISPS HANDAガツーンと飛ばせツアートーナメント3日目>5番、バーディーパットを決める植竹勇太(撮影・沢田 明徳)
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 ツアー未勝利の植竹勇太(26=セガサミーホールディングス)が1イーグル、6バーディー、1ボギーの64で回り通算16アンダーに伸ばし単独首位を守った。2位に5打差をつけて初優勝に王手をかけた。

 1打差の首位で1番ティーイングエリアに立った。少し重圧を感じていたが「1打差だったので考えないようにした。(リードは)ないものだと思って、伸ばしていこうという気持ちでラウンドした」と攻める覚悟でスタートした。

 2番パー5。ティーショットを左ラフに入れたが、レイアップして残り72ヤードからの第3打を58度のウエッジでカップに放り込んだ。会心のイーグルで流れをつかんだ。

 5番で10メートル、9番で13メートルの長いバーディーパットをねじ込み、この日ベストの64でホールアウト。「乗りに乗って、パットがめちゃくちゃ入ってくれた。自分の位置も意識せずプレーできた」と胸を張った。

 東北福祉大出身のプロ5年目。首位で最終日に臨むのは初めて。「初めての経験なので、どうなるか分からない。ここまで来たらやることをやるだけ」と自らを鼓舞した。

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2021年10月30日のニュース