同大の「ヒガシコンビ」が摂南大撃破に貢献 さあ次戦は京産大との首位攻防戦

[ 2021年10月30日 18:41 ]

ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第4節第1日   同大45―5摂南大 ( 2021年10月30日    大阪市・鶴見緑地球技場 )

<同大・摂南大>前半、同点トライを決める同大・芦塚(撮影・後藤 正志)
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 同大は東福岡高出身のFW第3列コンビが奮闘した。フランカー小島雅登(3年)は守備で貢献。5点を追う前半15分すぎ。敵陣でジャッカルに成功して反則を奪うと、これを起点にしてFB芦塚仁(2年)が同点トライを挙げた。24―5と差を広げた後半10分すぎには、自陣22メートル付近で相手ボールを力づくで奪って、反撃の芽を断ち切った。

 小島の1学年先輩、No・8木原音弥(4年)はパワフルかつ俊敏な動きで、摂南大のディフェンスラインに何度も食い込んだ。バックスが自由に動き回れる足場をつくった。

 “ヒガシ”出身の2人が攻守で目立った。摂南大に先制トライを奪われたものの、合計7トライの完勝で通算3勝1敗。4トライ以上のボーナス1点を得る勝利で、通算勝ち点を15とした。ラインアウトで相手ボールを奪い、さらに力強く相手に当たり続けたロック南光希主将(4年)は「強い留学生にラインブレークをされたが、全員で帰ってボールを奪った。そこから自分たちの流れに持っていけたのは良かった。課題のセットプレーも、モールでトライを取れて、次につながる」と手応えを口にした。

 次戦の11月6日は、3節終了時点で無敗のトップ、京産大(天理親里競技場)と激突する。

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2021年10月30日のニュース