ショートトラックW杯で超異例、1500メートル大逃げV 名古屋大会3日目

[ 2021年10月30日 16:43 ]

 スピードスケート・ショートトラックのW杯名古屋大会が30日、愛知県の名古屋市ガイシプラザで3日目が行われ、男子1500メートル決勝は超異例のレース展開となった。

 1500メートルの序盤はスロースピードで全選手が相手の出方をうかがうことがほとんどだが、イタリアのユーリー・コンフォルトーラ(35)がスタートと同時に一気に飛び出して先頭へ。加速を続けて2位以下の集団を周回遅れにし、さらにスピードを上げてリードを広げる。

 これに戸惑ったのか、ほかの選手たちは終盤まで追い上げることができず、そのままコンフォルトーラが逃げ切って優勝。大逃げの戦略が実ってベテランが頂点に立った。 

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2021年10月30日のニュース