ペア“りくりゅう”「名前を売っていかないと」5点の上積みを胸に スケートアメリカ

[ 2021年10月22日 05:31 ]

ペアの三浦璃来・木原龍一組(
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 フィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズ第1戦スケートアメリカの公式練習が21日(日本時間22日)にラスベガスの会場で行われた。ペアで昨季の世界選手権10位の三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)も調整を進め、木原は「今日は技のエレメンツ1つ1つの確認と、次の技へのつなぎのトランジションを少し。ラインのないリンクが久しぶりで、どこにセットしたらいいか話し合った」と振り返った。

 9月のオータムクラシックでは合計200点の大台を超える204・06点で優勝。木原は「今シーズン、プログラムのトータルスコアが200点が最初の目標だった。初戦で200点を達成することができたので、今の2人の目標は205点。毎試合10点じゃなくて、少しでもいいから上積みを」と話し、試合ごとの成長を見据えている。

 結成3季目。コロナ禍で試合数はこなせていないが、練習を積み重ねてきた。木原は「まだまだ名前を売っていかないといけない。ここで少し覚えていただいて、こういうチームがいるんだなとしっかりアピールしたい」と語り、三浦は「自分たちが練習でやってきたものを今回も全て出し切れるようにやりたい」と意気込んだ。ペアのショートプログラムは日本時間23日午前10時から始まる。

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2021年10月22日のニュース