勝みなみ 2差発進も「“やった~!”っていうのはない」

[ 2021年10月22日 05:30 ]

女子ゴルフツアー NOBUTA GROUP マスターズGCレディース第1日 ( 2021年10月21日    兵庫県 マスターズGC=6571ヤード、パー72 )

<マスターズGCレディース 第1日> 9番、パットを外し苦笑いの勝みなみ (撮影・後藤 大輝)
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 ツアー屈指の賞金総額2億円を誇る秋のビッグトーナメントが開幕。ツアー通算6勝の勝みなみ(23=明治安田生命)が5バーディー、ボギーなしの67で回り、穴井詩(らら、33=GOLF5)とともに首位と2打差の2位と好スタートを切った。黄金世代の旗手が、日本女子オープンに続く今季3勝目を狙う。65をマークした地元・兵庫出身のささきしょうこ(25=日本触媒)が単独首位。今大会は4日間競技で行われる。

 秋晴れのマスターズGC。現在ツアー2位の平均飛距離254.76ヤードが武器の勝だが、この日のフェアウエーキープ率は42.86%と荒れ模様だった。

 「5アンダーで回れていないような感じ…。いいスコアですけどティーショットが曲がってた分、“やった~!”っていうのはないですね」。67にも会心の笑顔がないところに、底力を感じさせた。

 ティーショットが安定しない中でも、パットでスコアをつくった。前半15番で6メートルを沈めてバーディー先行。2番では5メートル、3番では8メートルのチャンスを決めた。前半18番ではティーショットを大きく右に曲げあわやOBとなるピンチも、カート道に跳ねてラフに戻ってくる幸運もあった。

 前週の富士通レディースでプレーオフの末に惜敗。「いつもと違う感覚があった」と、パットのストロークを自宅で復習した。「フェースを開く癖があった」と発見。この大会ではフェースをかぶせる意識で構え、全体で2番目に少ない26パットと好発進につなげた。

 最終盤のプロ野球ペナントレースも虎党・勝のモチベーションを上げる。時には優勝争いする阪神戦と親交のある山本由伸のオリックス戦を「交互に見ます」と2試合をはしご。「自分も頑張ろうって思いますね」とシーズン終盤を戦い抜くパワーになっている。

 日本女子オープンで目標だったメジャー初制覇を達成。新たなターゲットに、男女とシニアの3ツアーによる対抗戦「日立3ツアーズ選手権」出場を掲げた。賞金ランク上位が出場できる大会。現在7位の勝は「チャンスがあるので1回は出てみたい」と意気込む。

 「全大会優勝したい思いで回っていますけど、お金が高いのは魅力的。ただ、気にしすぎず楽しくゴルフをして、結果がついてきてくれたら」

 今大会はツアー屈指の高額賞金。今季3勝目を手にできれば、新たな目標のクリアも近づく。

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