服部道子氏が占うマスターズGCレディース 飛距離の渋野、みなみ 精度の萌寧、西村、古江

[ 2021年10月19日 05:30 ]

渋野日向子
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 賞金総額2億円を誇る秋のビッグトーナメント「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」は21日から4日間競技で、兵庫県のマスターズゴルフ倶楽部(6571ヤード、パー72)で行われる。昨年はコロナ禍で中止となり2年ぶりの開催。スタンレー・レディースで2年ぶりの優勝を飾った渋野日向子(22=サントリー)や日本女子オープンVの勝みなみ(23=明治安田生命)、東京五輪銀メダルの稲見萌寧(22=都築電気)、前週優勝の古江彩佳(21=富士通)ら好調な選手のプレーに注目が集まる。コース攻略のポイントと展望を服部道子プロ(53)に聞いた。

 マスターズGCは1Wからパターまで、総合力が問われる戦略的なコースです。全体的に起伏があり、左右にドッグレッグしていて、それぞれのホールが個性的。グリーンはピンの根元が見えない砲台や打ち下ろしの所もあって、縦の距離がつかみづらい。さまざまなライから打たされるので、ショットの精度が求められます。

 日本女子オープンの烏山城CCにも似た印象で、高い球で上からドンと落としていける選手が有利。勝選手、渋野選手のような飛距離の出るタイプやショットメーカーの稲見選手、それに前週優勝した古江選手や西村選手もショット力があり注目です。

 渋野選手はレイドオフ(トップの位置でシャフトの向きが飛球線後方から見て目標よりも左側を指す)していたスイングが、以前より自然になりました。トップが落ち着いて、テンポ良く上下のバランスも良く振っていて、飛距離が出ています。勝選手はトレーニングで体幹を鍛え柔軟性も増し、それがスイングにマッチして強振しなくても飛ぶようになっています。強さに柔らかさが加わり、ゴルフが1ステージ上がった印象です。稲見選手は夏場の疲れが出ていたようですが、今は少しずつそれに慣れてきている状態。体調が整えば優勝も十分期待できます。

 女子ツアーはこれから佳境を迎えます。毎週毎週、見応えのある試合が続いているので、私も毎回初日からワクワクしながらスコアをチェックしています。(プロゴルファー)

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