稲見萌寧は警戒「難易度上がっている」 21日開幕NOBUTA GROUP マスターズGCレディース

[ 2021年10月19日 17:33 ]

<マスターズGCレディース・火曜練習日>西郷真央とパット練習で大笑いする稲見萌寧(撮影・井垣 忠夫)
Photo By スポニチ

 賞金総額2億円を誇る秋のビッグトーナメント「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」は21日から4日間、兵庫県のマスターズゴルフ倶楽部(6571ヤード、パー72)で行われる。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となり2年ぶりの開催。開幕2日前の19日、会場では賞金ランキング1位に立つ稲見萌寧(22=都築電気)、同2位の小祝さくら(23=ニトリ)、前年覇者の柏原明日架(25=富士通)ら多くの選手が練習ラウンドを行った。

 稲見はこの日、9ホールを回って調整。4位に入った前週は腰に痛みを感じていたというが、「少し違和感はありますけど良くなってきています」と明るい表情を浮かべた。前回開催された19年大会は3位。総距離は前回の6510ヤードから6571ヤードに伸びており、「距離が長くなって難易度が上がっている感じがします」と警戒を口にする。

 コロナ禍により統合となった20、21年シーズンもこの大会を含めて残り6試合。賞金女王レースも佳境を迎える。今季8勝を挙げている22歳は「賞金女王は総合的なものだと思っています。だからこそ、目の前の一試合一試合をいつも通り頑張っていくだけです」と冷静に足元を見つめた。

続きを表示

2021年10月19日のニュース