内村 地元開催に感謝 体操世界選手権

[ 2021年10月18日 05:30 ]

公式練習で笑顔を見せる内村航平=北九州市立総合体育館(代表撮影)
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 体操の世界選手権はきょう18日、福岡・北九州市立総合体育館で開幕する。内村航平(32=ジョイカル)ら男子日本代表は17日、予選(20日)を見据えて公式練習を行った。

 内村は種目別・鉄棒で金メダルを狙った東京五輪は予選落ち。生まれ故郷での大舞台でのテーマは、五輪のリベンジではない。「リベンジとかって言葉を使われる人が多いけど、そういう意味合いはない」とし、「感謝の気持ちを込めて演技したい」と意気込んだ。

 種目別の五輪代表を争った米倉英信(24=徳洲会)も代表入り。米倉も福岡出身で、内村は「お互い九州出身で、2人ともなじみのある体育館でできる。米倉とともに、しっかりやりきりたい」と共闘を誓った。

 ○…東京五輪で個人総合と種目別・鉄棒の2冠を達成した橋本は、内村との頂上決戦を見据えた。東京五輪では実現しなかったものの、今大会の鉄棒では一騎打ちとなる可能性が高い。「2人とも決勝(24日)に行って、金メダル争いしたい」。不慣れな中国製の器具が使用されるが、「器具の攻略に関してはいけるかな」と手応え十分。個人総合も初めての戴冠に照準を定めている。

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2021年10月18日のニュース