米女子プロバスケではシカゴ・スカイが初優勝 チーム創設16季目で頂点

[ 2021年10月18日 08:18 ]

WNBAファイナルで初優勝を飾ったシカゴ・スカイ(AP)
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 米女子プロバスケのWNBAファイナル第4戦(5試合制)が、17日にイリノイ州シカゴで行われ、地元のシカゴ・スカイがフェニックス・マーキュリーを80―74で下して3勝1敗。2006年のエクスパンション(リーグ拡張)で誕生して以来、16季目で初優勝を飾った。

 先発5人の平均身長が185・4センチのスカイはレギュラーシーズンで16勝16敗。WNBAに所属する12チーム中8番目の成績だった。プレーオフに進出した8チームの中では第6シード。2016年以降の現行方式の中では最も低いシード順からの頂点到達となった。

 一発勝負となった1回戦と2回戦を突破したあと、準決勝では第1シードだったコネティカット・サン(26勝6敗)を3勝1敗で退けてファイナル進出。ガードのカーリー・コッパー(27=185センチ)がMVPとなった。

 1997年に発足したWNBAのファイナルを制したのはスカイが10チーム目。東京五輪で金メダルを獲得した米国代表、ブリトニー・グライナー(30)とダイアナ・トーラジ(39)の2人を擁していたマーキュリーも第5シードからの快進撃だったが、7季ぶり4度目の優勝はならなかった。

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