アメフト関学大 走っても凄いオフェンス 前田、斎藤、池田の2TD「競演」で京大を完全粉砕

[ 2021年10月18日 05:30 ]

関西学生アメリカンフットボール1部リーグBブロック   関学大45-0京大 ( 2021年10月17日    王子スタジアム )

<関学大・京大>第4Q TDを決める関学大RB・池田(中央)(撮影・成瀬 徹) 
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 関学大オフェンスは、やはり懐が深い。QB鎌田陽大(2年)の鉄砲肩で空中戦の「脅威」を見せた同大戦(3日)と一転、今度は地上戦で京大を圧倒した。

 開始わずか32秒で、RB前田公昭(4年)が61ヤードTDラン。続くシリーズでも、RB斎藤陸が51ヤードの独走TDランで追加点をもぎ取った。RB池田唯人(2年)を加え、3人のランナーが2TD競演。強風でパスの精度が読めない中、頼もしいトリオが自在にフィールドを走り回った。

 「自分は粘り強く倒れないのが持ち味。斎藤や池田もそれぞれ特長を持っていて、それを試合で出せたかなと思います」

 リーダー格の前田が胸を張る。QB奥野やRB三宅ら昨年までのエース格が抜けても、すぐに新しい才能が台頭するのが名門の強み。1位通過を懸け、31日に関大と激突する。

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