2年ぶり復帰のフランカー徳永「一番最初に自分が動く」ラグビー日本代表が合宿開始

[ 2021年9月29日 22:47 ]

オンライン取材に応じる徳永祥尭
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 ラグビー日本代表は29日、10月23日のオーストラリア戦(昭和電工ドーム大分)など秋のテストマッチ4試合に向けて宮崎合宿を開始した。この日は代表候補39人と、若手育成枠メンバー5人の計44人が宮崎市内の合宿施設に集合。あす30日から本格的な練習を開始する。

 SH流大同様、19年W杯以来の代表復帰となったフランカー徳永祥尭(29=東芝ブレイブルーパス東京)は「呼んでもらえたのは素直にうれしい。(5月に閉幕した)トップリーグも2試合しか出ていない。運の部分も多い」と立ち位置を見つめた。

 TLでは19年に手術し、その後プレートを抜いたあごを骨折。「また折れたらオペ(手術)してもらう。死なないので大丈夫」と笑ったが、その影響で出場機会は限られた。再び代表に定着するには、試合でのアピールが必須。FW第3列はポジション争いの最激戦区だが、「言葉で表現するのは難しいが、一番最初に自分が動くことを意識したい」とアピールしていく考えだ。

 19年W杯は代表入りも、出場機会はなし。以前から次回23年W杯での出場を目標に掲げてきたが、この日は「今は何も見えていない。今はやれることをしっかりやるだけ」と足元を見つめた。

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2021年9月29日のニュース