樋口久子、畑岡奈紗に続く史上3人目の連覇に挑む原英莉花「重圧はあまり感じていない」 日本女子オープン

[ 2021年9月29日 18:15 ]

<日本女子オープン・練習日>練習ラウンドでティーショットを放ち打球を見つめる原英莉花(撮影・西尾 大助)
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 女子ゴルフの21年メジャー第3戦日本女子オープンは30日から4日間、栃木・烏山城CCで開催される。前回20年大会覇者の原英莉花(22=日本通運)が29日の練習ラウンド後、会見に出席し抱負を語った。

 福岡県のザ・クラシックGCで行われた前回大会。原英は3日目の66をマークして単独首位に浮上。最終日は68で回り、2位の小祝さくらに4打差をつけてメジャー初優勝を飾った。

 樋口久子、畑岡奈紗に続く史上3人目の連覇が懸かるが「重圧はあまり感じていない。わくわく感というか、去年の今頃と変わらない気持ちです」と明るい声で話した。

 同じ会場で開催された16年大会にはアマチュアとして出場し、2日間で10オーバーを叩いて予選落ちした。その後、プロになりメジャー2勝を含むツアー3勝を挙げている。苦い思い出が残るコースを回り「(5年前とは)試合の経験数が違うので見えている景色が違うと感じた」と成長を実感した。

 今年はなかなか上位に顔を出せなかった。しかし、先週のミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンで優勝争いの末に3位に入り「いい試合運びができていない中で先週は優勝争いをしてショットに自信を持ってこの試合に臨める」と復調の手応えをつかんでいる。

 ディフェンディングチャンピオンとしての心境を聞かれ「ジュニアの時から憧れた試合だし、昨年優勝した試合なので、より一層気合を入れて1打1打集中して戦いたい」と力を込めた。

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2021年9月29日のニュース