ドラコン世界大会にPGAツアーのデシャンボーが出場 最長412ヤードで1回戦を突破

[ 2021年9月29日 09:16 ]

ライダーカップに出場したデシャンボー(AP)
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 ゴルフのプロフェッショナル・ロング・ドライバーズ協会(PLDA)が主催する世界選手権(通称・世界ドラコン選手権)に、欧米ツアー対抗戦「ライダーカップ」で米国の優勝に貢献したブライソン・デシャンボー(28=185センチ、108キロ)が出場。デシャンボーはライダーカップ最終日から中1日での参戦で、飛ばし屋のスペシャリストが集結するこの大会にPGAのツアープロが出場するのは異例の出来事となった。

 出場79人を5つのグループに振り分けて行われる世界ドラコン選手権は、28日にネバダ州メスキートで開幕。「4人1組」で1セットで6球を打って5セットを消化。指定範囲内に飛ばしたボールの最長距離がそのセットの各自の記録となり、1位200点、2位100点、3位50点、4位25点の得点合計で争われる。

 ライダーカップで最長417ヤードのロングドライブを記録していたデシャンボーは、第1セットと第2セットで2位、第3セットからは3回連続で1位となって800点を獲得(第3グループで2位タイ)。29日に実施される上位64人による2回戦に進出した。

 デシャンボーは5セットにおける計30スイング(OB9回)では400ヤード以上を5回記録し、第4セットの5回目にはこの日の最長となる412ヤードのロングドライブをマーク。なお2回戦では64人が32人に絞られ、30日の最終日は優勝賞金12万5000ドル(約1400万円)を巡って16人が「ファイナル」で戦うことになっている。

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2021年9月29日のニュース