日本女子バスケ 連勝でA組2位以内確定 馬瓜ステファニー“積極策”で両軍最多15得点

[ 2021年9月29日 05:30 ]

バスケットボール女子アジア杯第2日 1次リーグA組   日本62ー50ニュージーランド ( 2021年9月28日    アンマン )

<日本・ニュージーランド>ディフェンスする中田(右)(国際バスケットボール連盟提供)
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 5連覇を狙う日本(世界ランク8位)がニュージーランド(同36位)に62―50で競り勝って2連勝とし、A組2位以内が確定した。第2クオーターに最大9点リードを許したが、逆転勝ち。東京五輪に3人制の日本代表で出場した馬瓜ステファニー(22=トヨタ自動車)が両チーム最多15得点を挙げた。29日の第3戦で、準決勝進出となる1位通過を懸けて韓国(同19位)と対戦。2位の場合はB組3位との準決勝進出決定戦に回る。

 平均身長で日本を5センチ上回るニュージーランドを相手に、馬瓜スが臆することなくアタックを繰り返した。何度もファウルを受けて10本のフリースローを獲得し、8本成功。両軍最多15得点を挙げ「自分のプレーをしようと心掛けた。ファウルをもらうプレーができたのはよかった」とうなずいた。

 東京五輪には3人制で出場して8強入り。メダルには届かなかったが、5人制よりファウルを取られにくい当たりの激しい競技で対人プレーを磨いた。「大きい相手にアタックするのは3×3(3人制)でもやってきた。今日のゲームにも生きたと思う」。東京五輪で主力を担った高田、町田らのいない26歳以下の若いチームが最大9点のビハインドをはね返して5連覇に前進した。

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