矢野委員長 白鵬は「結果残した」も品格には苦言「見苦しい」

[ 2021年7月20日 05:30 ]

名古屋場所の優勝から一夜明け、オンライン記者会見で笑顔を見せる横綱白鵬(日本相撲協会提供)
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 日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)の矢野委員長は、6場所連続休場から復帰した名古屋場所で全勝優勝を飾った横綱・白鵬(36=宮城野部屋)にも言及。「進退を懸け、結果を残した」と評した。休場の多さを理由に昨年11月場所後に決議し、その後継続していた注意を解除した。

 一方で、土俵上での振る舞いについて「連日の張り手や14日目の(俵付近で手をついた)仕切り、千秋楽のガッツポーズは見苦しい。ファンのひんしゅくを買っている」と批判。引き続き言動を注視していくとした。白鵬は優勝一夜明けの会見で「最高です。本当に思い出に残る」などと語った。

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2021年7月20日のニュース