照ノ富士 横綱への昇進確定 横綱審議委員会で全会一致

[ 2021年7月20日 05:30 ]

横綱への昇進が確定した照ノ富士
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 日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)は19日、東京都内で定例の会合を開き大関・照ノ富士(29=伊勢ケ浜部屋)を全会一致で横綱へ推薦し、第73代横綱への昇進が確定した。協会は、21日に秋場所(9月12日初日、両国国技館)の番付編成会議と臨時理事会を開き、昇進を正式決定する。

 会合には矢野弘典委員長(産業雇用安定センター会長)ら7人の委員全員が出席。オンラインで会見した矢野委員長は横綱不在の状況で夏場所まで2場所連続優勝し、名古屋場所も14勝1敗で優勝に準ずる成績を残したことを高く評価。「序二段まで落ちての復活は特筆に値する。根性や辛抱、不屈の精神という言葉を思い起こさせた。品格、力量ともに他の力士の見本となるよう、精進を重ねてほしい」と期待した。

 横審の決定を受け、リモートで会見した照ノ富士は「磨いてきたことが(横審の)評価になってくれて、ありがたい」とコメントした。

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