丸川五輪相“小山田問題”に「いじめ、虐待はあってはならない」

[ 2021年7月20日 11:40 ]

丸川珠代五輪相
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 丸川珠代五輪相が20日、閣議後会見を行った。

 新型コロナウイルス禍での開催となる東京五輪の開幕が23日に迫る中、19日には開会式の楽曲を担当していたミュージシャンの小山田圭吾が、過去のいじめ加害が問題視されたことを受け辞任。14日以降、SNSなどで過去の障がい者らに対するいじめの内容が拡散してニュースでも報じられ始めた16日の時点で、丸川五輪相は「まだ報道を確認していない。組織委員会で対応されていると思う」とコメントしていた。

 この日、あらためて“小山田問題”について問われた丸川五輪相は、「障がいの有無にかかわらず、いじめ、虐待はあってはならない。まったく許されないことと認識している」とし、「招致から取り組んできたことだが、東京は史上初めてパラリンピックを2度開催する国となる。共生社会の実現に向けた心のバリアフリーの精神をしっかり伝えることに取り組んできた。IOC(国際オリンピック委員会)、IPC(国際パラリンピック委員会)と連携した上で、大会の精神が共有されるように努力していきたい」と話した。

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2021年7月20日のニュース