武藤事務総長、開会式楽曲担当の小山田擁護「十分に謝罪、反省」過去いじめ加害も「引き続き貢献を」

[ 2021年7月17日 13:09 ]

武藤敏郎事務総長
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 新型コロナウイルス禍での開催となる東京五輪の開幕を23日に控え、大会組織委員会の橋本聖子会長と武藤敏郎事務総長が17日、東京都江東区のメーンプレスセンター(MPC)で会見を行った。

 五輪開会式の作曲担当として名を連ねるミュージシャンの小山田圭吾が、過去に同級生や障がい者をいじめていたことを自慢げに雑誌などで告白していたことがSNSなどで炎上。小山田は16日に自身のツイッターで「多くの方々を大変不快なお気持ちにさせることになり、誠に申し訳ございません」「深い後悔と責任を感じております」などと謝罪する一方で、辞任の意向は示さず。組織委も同日に「引き続き最後まで準備に尽力していただきたい」と続投を表明していた。

 武藤事務総長は「小山田さんが例の謝罪をされたというのを私どもも十分、理解した。彼は今、現時点において十分に謝罪をして反省をして、倫理観を持って行動したいと言っている。我々は当初、知らなかったのは事実だが、現時点においては小山田の弁明も伺って、引き続き、このタイミングなので、彼には支えていってもらいたい、貢献してもらいたいと考えている」とあらためて擁護した。

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