武藤事務総長「正当な理由を主張するなら、それを聞かないと」ウガンダ選手行方不明に

[ 2021年7月17日 12:43 ]

武藤敏郎事務総長
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 新型コロナウイルス禍での開催となる東京五輪の開幕を23日に控え、大会組織委員会の橋本聖子会長と武藤敏郎事務総長が17日、東京都江東区のメーンプレスセンター(MPC)で会見を行った。

 組織委や国際オリンピック委員会(IOC)はこれまで大会に参加する選手、関係者と日本人の接触は断つ「バブル方式」での開催に自信を見せてきたが、16日には事前合宿先の大阪・泉佐野市に滞在しているウガンダ選手団のうち、重量挙げ男子のジュリアス・セチトレコが行方不明に。セチトレコは「生活が厳しい国には戻らない。日本で仕事がしたい」という趣旨の書き置きをホテルに残し、名古屋行き新幹線に乗車したとみられる。

 セチトレコへの制裁などについて、武藤事務総長は「泉佐野市の方で捜索している。その人と接触できたという報告はまだ受けていない。いかなる理由でそういうことになったのか。制裁をどうするかは、それを聞いてみないと。何らかの理由があって、正当な理由を主張するならそれを聞かないといけない」と話した。

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2021年7月17日のニュース