陸上東京五輪代表のデーデー・ブルーノは10秒28で2位

[ 2021年7月17日 18:43 ]

実業団・学生対抗陸上競技大会 ( 2021年7月17日    神奈川・レモンガススタジアム平塚 )

実業団・学生対抗陸上で2位に入った東京五輪代表のデーデー・ブルーノ。左は優勝した東田
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 男子100メートルはリレーメンバーで東京五輪代表に入ったデーデー・ブルーノ(21=東海大)が10秒28(追い風1・4メートル)で2位だった。スタートで出遅れ、終盤に追い上げを見せたが優勝した東田旺洋(栃木県スポーツ協会)には0・1秒及ばなかった。

 ナイジェリア人の父と日本人の母を持ち、高校2年時にサッカーから陸上に転向した逸材。今年6月の日本選手権で100、200メートルともに実力者を下して2位に入りブレークした。

 男子400メートルリレーで日本が銀メダルを獲得したリオデジャネイロ五輪の16年に競技を始めた21歳は「(リオ五輪で)世界で結果を出すのはすごいこと、輝かしいことと分かってきたので、自分も入りたいと思った。その中にいるのが不思議」と率直な思いを明かしていた。開幕まで1週間を切った自国開催の五輪で、さらに大きな成長曲線を描く。

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2021年7月17日のニュース