レスリング・文田、グレコ勢37年ぶり金メダルへ「良いコンディション」 6月大会回避も強化手応え

[ 2021年7月17日 05:30 ]

オンライン取材に応じるレスリング男子グレコローマンスタイル60キロ級の文田健一郎
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 レスリング男子グレコローマンスタイル60キロ級東京五輪代表で19年世界王者の文田健一郎(25=ミキハウス)が16日、オンライン取材に応じ、グレコ勢37年ぶりとなる金メダル獲得を誓った。

 6月に出場予定だったポーランドの国際大会はワクチン接種の副反応の影響で急きょ遠征を取りやめた。五輪直前の実戦機会は逃したが、国内で強化し「良いコンディションで来ています。早く試合がしたい」と仕上がりに手応えを示した。

 今月に入ってからは代表切符を争ったリオ五輪銀メダリストで、総合格闘技に転向した太田忍(27)が練習に訪れたという。スパーリングで汗を流し「世界で勝つために必要なものは忍先輩から学んだ。自分に身に付けさせてくれたものを持って、しっかりと結果を残したい」と力に変えていた。

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2021年7月17日のニュース