松山 依然コロナ陽性で全英欠場、海外メジャー連続出場33で止まる 五輪出場可否にも影響

[ 2021年7月12日 05:30 ]

松山英樹
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 男子ゴルフの松山英樹(29=LEXUS)が体調不良のため15日開幕の海外メジャー全英オープン(英国・セントジョージズGC)を欠場する。松山のマネジメント会社と、大会を主催するR&Aが11日に発表した。

 松山は米ツアーのロケットモーゲージ・クラシック出場中の1日に喉の痛みや頭痛、吐き気を覚え、2日の新型コロナウイルス感染症の検査で陽性判定が出たため大会を棄権。その後は米国内の自宅で静養していた。

 マネジメント会社によると体調は快方に向かっているが、PCR検査の結果は10日時点では依然として陽性判定が出ているという。

 松山はR&Aを通じ「気分は良くなっているが、全英オープンに向けた練習ができていない。英国渡航に関する問題も考慮し、チーム全員の安全を確保するため出場を辞退することが最善だと判断した。欠場することは残念だが、来年セントアンドリュースでプレーすることを楽しみにしている」とコメントした。

 13年から続いていた海外メジャー連続出場は33大会で途切れる。4月のマスターズに続くメジャー2勝目は来年に持ち越しとなる。

 松山は29日から始まる東京五輪(埼玉・霞ケ関CC)に出場を予定している。マスターズ王者は自国開催の五輪でも金メダル候補だが調整の遅れが懸念される。また陽性判定が続いた場合、出場の可否にも影響する。日本のエースの一日も早い回復が待たれる。

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