フェンシング・サーブル女子代表、江村 金へ「後悔ない試合を」父の助言胸に親子2代五輪出場

[ 2021年7月12日 05:30 ]

オンラインで五輪への意気込みを語る江村
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 東京五輪のフェンシング男女サーブル日本代表が11日、オンラインで取材に応じ、女子の江村美咲(22=立飛ホールディングス)が「後悔のない試合をして、その結果が金メダルにつながったらいい」と日本初の五輪タイトルに照準を定めた。

 父の宏二さんは88年ソウル五輪に男子フルーレで出場しており、親子2代での出場。これまで五輪について親子で話したことはなかったが、代表決定後に初めて父に「五輪ってどんな感じ?」と聞いた。返ってきた答えは「勝つか負けるかは誰にも分からない。どんな状態でも全力を出し切ることが一番」だった。4月から日本初のプロ剣士として活動する22歳が、父のアドバイスを胸に準備を進める。

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