畑岡奈紗が米ツアー4勝目 最終ラウンドは中止「この状況が信じられない」

[ 2021年7月12日 05:52 ]

米女子ゴルフツアー マラソン・クラシック最終日 ( 2021年7月11日    オハイオ州 ハイランドメドーズGC=6578ヤード、パー71 )

優勝トロフィーにキスをする畑岡(AP)
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 悪天候のため最終ラウンドは中止となり、競技は54ホールに短縮され、初日から首位を走る畑岡奈紗(22=アビームコンサルティング)が通算19アンダーで優勝した。19年起亜クラシック以来の米ツアー4勝目。笹生優花(20=ICTSI)は通算11アンダーで5位だった。

 畑岡のインタビューは以下の通り

 ――優勝が決まった。中断中はどう過ごした?
 「午後から再開できる予報だったので、12時ごろスタートできるのかなと車の中で待機していた。1時間ずつずれていって、途中72ホールで明日になるかも知れないと。4時半にスタートできると思って、ウオームアップしていたらロッカールームで“おめでとう”と言われた。最初冗談じゃないのかと思った。この状況が信じられない」

 ――2年前の起亜クラシック以来の優勝
 「最終日できなくなって、コースの管理の方も最善をつくしてくれたので、72ホールできないのは残念。54ホールにはなったけど、今年優勝することができて良かった」

 ――優勝の要因は?
 「ショットがかなり安定していて、この狭いコースで特にティーショットがほとんどフェアウエーを外さずにいけたのが大きかった」

 ――前半戦は思うような結果でなかった。自信になったのでは?
 「4日間できていないので何ともいえないけど初日いいスタート切れたのは大きかった」

 ――日本人のファンへ
 「いつも時差がある中、応援してくれてありがとうございます。短縮競技とはなったけど、4勝目を挙げることができてうれしい」

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