アーチェリー、パラ代表・岡崎愛子 最終実戦で「最後まで合わせきれなかった」反省

[ 2021年7月5日 05:30 ]

東京パラリンピックに向け取材に応じる岡崎
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 アーチェリー東京パラリンピック代表の岡崎愛子(35=日本身体障害者アーチェリー連盟)が4日、埼玉県で行われた競技会で本番前最後の実戦に臨んだ。

 首から下のまひで車いす選手の中でも障がいが重い「W1」クラス。この日は握力が弱い岡崎が苦手とする雨天で、弓を引く強さと矢を放つタイミングを「最後まで合わせきれなかった」と反省。課題を再確認し「どうバランス良く持っていくか改善したい」と残り50日での修正を誓った。

 05年4月25日、当時大学2年生だった岡崎はJR福知山線脱線事故で首の骨を折る重傷を負った。13年から競技を始め、やっとつかんだ初の大舞台。「いろんな工夫をしてアーチェリーができるところを見せたい」と不屈の精神を表現する。

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2021年7月5日のニュース