【陸上】北口榛花、新投法で今季初戦5位 契機は新コーチのダメ出し「今世は無理だから来世で…」

[ 2026年5月17日 16:34 ]

陸上セイコー・ゴールデングランプリ ( 2026年5月17日    MUFG国立 )

女子やり投げ決勝、競技を終え、悔しそうにする北口(撮影・木村 揚輔)
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 女子やり投げで、今季初戦となったパリ五輪金メダルの北口榛花(JAL)は60メートル36で5位だった。リーマ・オタバー(バーレーン)が61メートル57で優勝し、上田百寧(ゼンリン)が61メートル40で2位。北口は「こんなに思うようにいかない試合は元気な自分では久しぶり。不完全燃焼という感じ」と振り返った。

 2月から男子世界記録保持者のヤン・ゼレズニー氏の指導を受け、投げ方の改革に着手。助走の出だしのステップをやめ、助走路の真ん中を走るようになった。さらに、やりの引き方を下に降ろさず上から引く技術に修正。「やりを下に落として引く技術はヤン(コーチ)がオリジナル、元祖、本物。その方に違う、そうじゃないと言われたので…受け入れざるを得ないかなと」とポツリと明かした。

 北口の特長でもあったやりを降ろしてから引く技術については修正のトライをしたももの「狙いも、やりの降ろし方の軌道も全然違った。実際にやってみせてくれて、これは違うなとなった」と説明。そのダメ出しは指導を受けて最初の投てき練習だったといい「今世は無理だから、来世なるべく早く会ってやろうと言われました」と豪快に笑った。

 スピードをうまく生かす新投法に課題を残したが、まずは65メートル超えをコンスタントに出せるように戻すのが新コーチと目指す第1段階。「65メートルくらい投げられるイメージで来たが、実際走り出したら、怖いかもと考えてしまう部分が多かった」と初戦を振り返った。

 今後はダイヤモンド・リーグ中国大会に出場し、6月の日本選手権(愛知)も出場予定。「改善できるところはたくさんある。これでこれだけ飛ぶなら、ちゃんと投げればもっと飛ぶ手応えがある。これからが楽しみになった」と前向きに語った。

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