国内五輪関係者向けワクチン接種開始 武藤事務総長「早くても6月20日」

[ 2021年5月28日 05:30 ]

米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチン
Photo By 共同

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の武藤敏郎事務総長は27日、選手以外の国内大会関係者向けに提供される新型コロナウイルスワクチンについて、接種開始は「どんなに早くても6月20日前後になる」との見通しを示した。選手と接触するスタッフ、ボランティアが対象となるが、接種会場などが未定で人選にも時間がかかるとした。77歳の自身は既に接種済みと明かし、56歳の橋本聖子会長も「選手村に近づく可能性が高いと思うので(接種)対象になり得る」と見解を述べた。

 また、期限延長濃厚な緊急事態宣言が6月予定の観客上限の判断に与える影響については「宣言中に決めていいものか」と話す一方、「予定通り(宣言が)終わると分かれば、議論しても理解を得られるかもしれない」と語った。

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