稲見 2週連続Vへ暫定首位発進、降雨で5時間9分中断サスペンデッドも安定

[ 2021年5月28日 05:30 ]

女子ゴルフツアー リゾートトラスト・レディース第1日 ( 2021年5月27日    愛知県 セントクリークGC=6605ヤード、パー72 )

1番、新垣(右)と笑顔で話す稲見(撮影・椎名 航)
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 降雨による5時間9分の中断があり、63選手が競技を終了できずサスペンデッドとなった。今年12戦5勝の稲見萌寧(21=都築電気)が4バーディー、ボギーなしの4アンダー、68をマークし暫定首位で好発進した。出産を経て半年ぶりに復帰した横峯さくら(35=エプソン)は17ホールを消化し4オーバーで暫定103位だった。

 稲見が今年2度目の2週連続優勝に向けて好発進した。68のラウンドを「アプローチが一番良かった。パットもいい感じで打てた」と振り返った。

 17番パー3の1打目はグリーンを外れたが残り25ヤードから58度のウエッジで1メートルに寄せてパーセーブ。18番パー5は残り226ヤードから3Wで2オン。日没間近で暗くなり「ラインがよみづらかった」という悪条件の中、20メートルのイーグルパットを1メートル弱に寄せてバーディーで締めくくった。

 5時間9分の中断中はロッカールームでたわいもない会話を楽しみリラックス。「待ち時間の疲れはあったけど、大丈夫」とプレーに影響はなかった。

 同じ愛知県内で開催された前週の中京テレビ・ブリヂストン・レディースで今年5勝目を挙げた。今季は静岡県内の大会で3勝しており東海地区の大会は相性抜群だ。

 この日18ホールを回り終えることができたため第2日は午後スタートとなる。「午前中はゆっくりして、早めに来て調整したい」と余裕を漂わせた。

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2021年5月28日のニュース