バレー男子日本代表がVNL白星発進、イランにストレート快勝 エース石川が18得点「良い入りができた」

[ 2021年5月28日 22:56 ]

バレーボール ネーションズリーグ(VNL)   日本3―0イラン ( 2021年5月28日    イタリア・リミニ )

バレーボール男子日本代表の石川祐希
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 男子1次リーグが無観客として開幕し、世界ランキング9位の日本は同8位のイランを3―0とストレートで下し、白星発進を決めた。エースの石川祐希主将(25=ミラノ)が両チーム最多の18得点をマーク。「初戦として良い入りができた。しっかり3―0で勝てたのは良かった」と振り返った。

 第1セットを25―19で先取。そのまま主導権を握り、第2セットを25―22、第3セットをジュースの末、26―24で制した。中垣内祐一監督(53)は「久しぶりの試合ということで、緊張したスタートだった。我々のディフェンスも優位に働いたと思う。チーム作りの途中だけど、勝てたのは良かった」と語った。

 石川は各セットで6得点。イタリアでのシーズンを終えてから4月30日に帰国し、2週間の隔離期間を経て、16日に合流したばかり。「パフォーマンスは良くなかった」というが、不安を感じさせなかった。

 好スタートした日本の次戦は29日に世界16位のオランダと対戦する。今大会は東京五輪前に行われる最後の国際大会。16チームで1回総当たりの1次リーグを実施し、上位4チームが決勝大会に進む。日本の絶対的エースは「今回のVNLは強豪チームが集まっているので楽しみだし、力試しになる。しっかり準備して臨みたい」と見据えた。

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2021年5月28日のニュース