ベテラン宮本勝昌 「63」の快スコアで首位「宮本モネになるか、フィル・ミヤルソンになるか」

[ 2021年5月28日 14:07 ]

宮本勝昌
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 男子ゴルフのミズノ・オープン(賞金総額8000万円、優勝賞金1600万円)は28日午前7時から岡山県笠岡市のJFE瀬戸内海GC(7349ヤード、パー72)で第1ラウンドを行っている。

 午前スタート組では48歳のベテラン・宮本勝昌(ハートンホテル)が1イーグル、7バーディー、ノーボギーの63をマークし、9アンダーで単独トップに立っている。

 最終18番パー5(552ヤード)では残り88ヤードの第3打をSW(58度)でチップインイーグル。3ヤードをバックスピンさせてカップに放り込む狙い通りの1打で快スコアの1日を締めくくった。

 「いいスコアが出るのは自信になる。先週の稲見萌寧さんに負けないよう宮本モネになるか、フィル・ミヤルソンになるか」

 先週の国内女子ツアー、中京テレビ・ブリヂストン・レディースを圧勝した稲見萌寧、同じく先週の全米プロで海外メジャー史上最年長優勝を果たしたフィル・ミケルソン(50=米国)の活躍を引き合いに出し、2019年の中日クラウンズに続くツアー通算13勝目と今大会の上位2人(有資格者を除く)に与えられる全英オープン出場へ意欲を見せた。

 2021年は開幕戦の東建ホームメイト・カップで7位に入ったのを皮切りに、中日クラウンズ、プレーヤーズチャンピオンシップ・サトウ食品では堂々と優勝争いに加わり、2週連続2位と高いレベルで好調を維持している。

 浅地洋佑(28=フリー)、出水田大二郎(28=TOSS)ら7人が5アンダーで2位。石川遼(29=CASIO)は2アンダーの25位にいる。

 今大会は27日に予定されていた第1ラウンドが悪天候のため中止となり、競技は72ホールから54ホールに短縮。賞金加算額は75パーセントとなる。

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2021年5月28日のニュース