今年の箱根総合V・駒大アンカーを女子高生への淫行で逮捕

[ 2021年5月20日 05:30 ]

 女子高生(17)に淫らな行為をしたとして、神奈川県警は19日、今年の箱根駅伝で総合優勝した駒大のアンカー石川拓慎容疑者(21)を県青少年保護育成条例違反などの疑いで逮捕した。

 昨年12月20日と今年1月17日、川崎市多摩区と東京都世田谷区のホテルでそれぞれ、相模原市の女子高校生に淫らな行為をした疑い。石川容疑者は最終10区で創価大との3分19秒差を逆転し、13年ぶり7度目の優勝に貢献していた。

 県警によると、2人は昨年10月下旬、18歳以上と利用制限のあるマッチングアプリで知り合った。石川容疑者は「18歳と思っていた」と供述しているが、実際は17歳と認識していたとみている。箱根駅伝優勝後も2人は会ったが、生徒は石川容疑者がアンカーを務めたとは知らなかったという。県警は19日、石川容疑者が生活する駒大陸上部寮を家宅捜索した。

 石川容疑者は4年生で、陸上部のムードメーカー。箱根駅伝後の取材に「出雲、全日本、箱根と3冠を獲って後輩につなげる」と今季目標を語っていた。駒大広報課は「事実を確認中」としている。

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2021年5月20日のニュース