ラプターズの連勝が4でストップ NYでニックスに敗れる 渡辺は3得点

[ 2021年4月25日 04:42 ]

ニックスのローズをマークするラプターズの渡辺(AP)
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 NBA東地区全体12位のラプターズは24日、敵地ニューヨークで同4位のニックスと対戦したが、103―120(前半59―64)で敗れて25勝35敗。連勝は4で止まり、プレーオフ進出に可能性を残す下限となっている10位のウィザーズ(26勝33敗)とは、残り13試合となった段階で1・5ゲーム差となった。

 フレッド・バンブリート(27)とOG・アヌノビー(23)が27得点、パスカル・シアカム(26)は26得点をマーク。チームの3点シュートも44本中17本が決まっていたが、カイル・ラウリー(35)は放った7本の3点シュートをすべて失敗して4得点に終わった。

 2―WAY契約から本契約に切り替わっての2戦目の渡辺雄太(26)は第1Qの8分42秒からコートに登場。前半にシュート機会はなく、第3Qの残り1分14秒にランニング・ステップからペイント内でこの日最初のシュートを放ったがリングに嫌われた。

 それでも第4Qの2分1秒にラウリーのアシストを受けて正面やや右から今季26本目の3点シュートを成功。今季の成功率は前日までの39・7%から40・6%に上昇した。

 結局、渡辺はすべてのクオーターでプレータイムを与えられ14分の出場でフィールドゴール(FG)の成功は3本中1本。3点シュートの成功は5試合連続となったが、出場時間帯のチームスコアは「マイナス22」だった。

 ニックスは8季ぶりの9連勝(2013年3月18日~4月9日に13連勝)を飾って34勝27敗。このカードは今季2勝1敗でホームでは21勝10敗となった。リーグ3位の成功率(38・3%)を記録している3点シュートはこの日も好調。31得点と10リバウンドをマークしたジュリアス・ランドル(26)は7本中5本を成功させ、チームの成功率は51・6%(31本中16本)に達した。2季目のRJ・バレット(20)も25得点を記録。ベンチから出たデリック・ローズ(32)も33分で19得点と7アシスト、2スティールをマークした。

 なおラプターズは26日に準本拠地としているフロリダ州タンパでキャバリアーズ(21勝38敗)と顔を合わせる。

 <渡辺の全オフェンス>
 ▼第1Q(出場3分18秒=シュート機会なし)
 ▼第2Q(出場5分0秒=シュート機会なし)
 ▼第3Q(出場2分58秒=無得点)
(1)10分46秒・ペイント内でランニング・ステップからのジャンプシュート=×
 ▼第4Q(出場3分8秒=3得点)
(2)40秒・右ベースライン際からのドライブでレイアップ=×
(3)2分1秒・右サイドから正面にシフトして3点シュート=〇(アシスト・ラウリー)

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