サントリーが12T76点で快勝8強 森川と垣永の両プロップがアピール

[ 2021年4月24日 16:30 ]

ラグビートップリーグ プレーオフトーナメント2回戦   サントリー76―31NEC ( 2021年4月24日    秩父宮 )

<サントリー・NEC>前半2分 先制トライを決めるサントリー・バレット(右)(撮影・久冨木 修)
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 リーグ戦を全勝通過したサントリーが計12トライを奪ってNECに快勝し、ベスト8入りした。準々決勝では東芝を破ったリコーと対戦する(5月9日、大分・昭和電工ドーム)。

 サントリーは開始2分、敵陣のブレークダウンでのターンオーバーから展開し、SOボーデン・バレットがタックラーを振り切る力強いランを披露して先制トライ。さらにゴール前ラインアウトを起点に2トライを挙げ、前半12分までに17―0とした。28分と33分には今季初出場初先発となった16~17年シーズンMVPのWTB中鶴隆彰が2トライ。また、38分にはボールキャリーで再三見せ場をつくっていたプロップ森川由起乙が25メートルを快走して右中間へトライ。ブレークダウンでの活躍が目立ったプロップ垣永真之介とともに、FW第1列の日本代表候補2人がアピールした。

 NECは前半22分、ラインアウトから抜け出した主将のSH中嶋大希が左中間へ飛び込んで5―17。しかし、31分にロックのサム・ジェフリーズが危険なタックルで一発退場となり、その後は14人での戦いを強いられた。それでも後半13分にはゴール前での12人モールからSH中嶋が、22分にはフランカーのパトリック・タファがトライと反撃。試合終盤にも2トライを返す意地を見せ、中嶋は3トライのハットトリックをマークした。

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