押尾川親方 尾車部屋から来春独立、師匠の定年で決断 墨田区に準備

[ 2021年4月24日 05:30 ]

東京都墨田区に構える部屋の建設予定地に立つ押尾川親方(本人提供)
Photo By 共同

 尾車部屋の部屋付きの押尾川親方(41、元関脇・豪風)が23日、来春に独立することを発表した。師匠の尾車親方(元大関・琴風)が来年4月に日本相撲協会定年の65歳を迎えるためで、既に東京都墨田区に部屋を構える準備を進めている。

 押尾川親方は「師匠に“おまえならできる、やってみろ”と強く言われた。一度きりの人生なのでやってみようと思った」と書面で説明した。6月に着工予定の部屋は6階建てで、4階から6階は近隣の大学生らが使用するシェアハウスとしての活用も検討。両国国技館まで近く「力士ファーストで考えた。土俵の中は厳しく、それ以外ではチームワークのある部屋づくりを目指して頑張りたい」と意気込んだ。

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2021年4月24日のニュース